2010年5月30日日曜日

Klepto - Rock'n Roll / Don't Tell Lies


Klepto - Rock'n Roll / Don't Tell Lies (EMI Best Seller / 1976 Bel)

ネットでレコードを買うのも楽しいけど、レコード屋でレコードを探すのはやっぱり楽しいですね。
探してたレコードを見つけた瞬間、コメントを読みながら悩んだり、財布と相談したり、視聴したり、店主の推薦盤を・・。
昔からレコード屋には通ってますが、よく会う常連な人は限られてます(かなり狭いジャンルの音楽を聴いているので当然ですが)。
(それにしてもレコードバブルの時に居た人はどこに行ったんでしょうかね?)
レコード屋には1人で行くことが多いのですが、友人2人を誘ってレコード屋周りをすることになりました。勇気を出してレコード屋によく居るライブハウスでよく会う友人を思いきって誘ってみたのです。「次の日曜日に一緒にレコード買いに行きませんか?」と。
自分からあまり行動を起こせないボクの珍しい冒険です。集合場所はもちろんレコード屋。レア盤を安くで買えますように......。

ベルギーの77年以前のロックが少し気になってます。今回は1970年から活動するベルギーのハードR&RバンドKleptomaniaが1976年にKlepto名義でリリースしたシングル。
「Rock'n Roll」はノリの良いシンプルな3コードなR&Rで、パンク的要素はあまり無いのですが底抜けに楽しいタイトルそのままなR&Rを聴かせてくれます。何も言わずに楽しめるそんなサウンド。
B面「Don't Tell Lies」はアメリカのバンド的なネバリもあるしっとりとしたパワーポップでなかなか良いです。
他のリリースはこれまた聴いてないのですが、聴いてみたいですね。
この手のレコードは日本のレコード屋で紹介してるとこも無いですしあまり売って無いので残念です。
需要が無いから当然だと思いますが、こういったレコードをProto-Punk〜Power Pop的に紹介したら商品の幅が広がって良いと思うのですが.....。
レコード屋もこの厳しい時代だからこそ、自分達で面白いものを見つけてきて紹介するということをやっていってもらいたいですね。

Rock'n Roll


Don't Tell Lies

2010年5月28日金曜日

Ears - Dream Girl / Pigtails And Curley Hair


Ears - Dream Girl,Eleanor Rigby / Pigtails And Curley Hair,Little Cameras (TBM /1981 US)

ポンドが120円台突入ということで、ビートルズへの憧れビートブーツを海外通販で購入しました。
ロックを感じさせるファッションアイテムってホント難しい・・・・。
ベルボトムは、おかんに「懐かしいの履いてるなぁ〜、お母さんも昔は・・」とか言われそうですし、ロンドンブーツは「でたっ!ローリー!」とか言われそう。ラバーソウルに関してはお笑い芸人の定番アイテムだし。細身のシャツにネクタイなんかした日には、アンタッチャブルの山ちゃんかノンスタイルの白い方。
そんなロックファッションで休日に会社の人に会った日には200%変なアダ名を付けられると思います。月曜日に会社に行ったら「ロッカー」とか「パンタ」とか変なアダ名で呼ばれてたり・・・。
たまにいる40代のマッシュルームヘアの細身のスーツ姿のサラリーマンは「ポールさん」「ジョンさん」とか呼ばれたりしてそうだし・・・・。
そんなサラリーマンオヤジでも、少しくらいはロックアイテムを取り入れてお洒落したいところ。「ビートブーツ」はギリいけてる(と思いたい)アイテムだと思います......いけてるか?いけてないか?どっちだろう.....。

今回のEarsも「ビートルズに憧れて....」的なバンドの1つだと思います。Punk度は低く、かなりDIYなPower Popソング4曲入でサウンドはショボイけど哀愁ある曲がそうとうかっこいいです。ハンドプリントスリーブも雰囲気出てますね。70年代後半のアメリカのバンドが演る「モッズ」は大体かっこいいですがこのバンドもそのうちの1つ。Leopardsとか好きな人は気に入ると思います。Beatles - Eleanor Rigbyのカバー収録。
最近購入したレコードでお気に入りの1枚。

Dream Girl


Pigtails And Curley Hair

2010年5月26日水曜日

Cavella De Ville - Blues,Blues,Blues


Cavella De Ville - I'll Do The Talking / Blues,Blues,Blues (Good Vibrations /1982 UK)

北アイルランドのニューウェーブバンド「Cavella De Ville」が1982年にGood Vibrationsからリリースした3枚目のシングル。
他のシングルはイマイチだったと思いますが、このシングルのB面「Blues,Blues,Blues」はかっこいいスピーディーなR&Rナンバーです。
途中ジャズ的な感じに落とすとこも非常に効果的です。
ジャケットの右下のキッズは完全に目がいってしまってますな。

アイルランドと言えば、今週末にあるStiff Little Fingersの来日ライブに行って来ようと思います。
数年前に友人が「Stiff Little Fingersの新譜が最高だから焼いて送るよ。」と送ってくれました。正直それほど期待もしてなかったのですが、一曲目のタイトル曲でもある「Guitar And Drum」を聴いた瞬間。最高過ぎて感動の涙が止まりませんでした。
ピークも時代も過ぎたと思ってたのですが、ボクが完璧に間違っていました。ノスタルジックの真逆の本物のロック。
おっさんになってもかっこいい音楽をやってる人達、未だに音楽を聴いて目頭が熱くなる自分、歌詞はわかりませんが自分を応援してくれてるような曲。素晴らしいアルバムだと思います。1曲目〜3曲目までの流れが好きでこのあたりを是非ライブでやって欲しいですね。昔の曲も楽しみだけど。
送ってくれた友人は金沢に住んでいるので、恐らく来れないでしょう。彼の分まで仕事帰りのスーツ姿で楽しんできます。

2010年5月24日月曜日

The Mob - Tear The House Down


The Mob - Tear The House Down / Rockin' Revival (MGM / 1974 UK)

シングルを購入して勝手にシングル1、2枚リリースしているカルトなグループと思ってたら、アルバムを何枚もリリースしていて.....
は未だに良くあります。「このバンドはボクしか知らないぜ!」って思ってたら普通に有名なバンドだったり。
The Mobもそのうちの1つ。1966年から1980年まで活動するロックグループで、1974年にリリースされた「Tear The House Down」は、強烈な74'sフットストンパーグラムR&Rでかなりかっこいい!!
他のリリースは聴いたことが無いので、今度買ってみようと思います。アメリカのバンド。

前回から容量の問題でDivShareに変えてみました。これって便利ですな。色んな人が利用しているのがわかります。

2010年5月22日土曜日

Prix - Girl


Prix - Girl , Every Time I Close My Eyes / Zero (Ork / 1977 US)

先日、仕事帰りにレコード屋へ行って来た時の話ですが、いつものように新譜、CDは無視して7インチ安売りコーナーへ直行。何か無いかなぁーなんて思いながら探していると、欲しかったパワーポップの7インチを180円で発見!「心の中で小さくガッツポーズ!」
たいしたレア盤では無いのですが、そのお店はパンク、パワーポップ系に強いと言われる専門店。担当が知らなかった(気付かなかった)だけなのか?それか、面白がって「当たり」を作ったのか?どっちなんでしょ?
店員に「これが180円って面白がって当たりを作ったんですか?」なんてさすがに聞けないし、「これ知らないんですか?あなたの店の相場だったら2800円とかするんじゃないですか?」なんてなおさら聞けません。まぁ、どっちでも良いんですが、うれしかった、興奮したというただの自慢話です。

今回はビッグスター関連でよく知られるトミーホーエンとジョンディヴィン在籍の伝説的なグループ「Prix」の2ndシングル。
内容は今更言うまでも無く完璧なメンフィスPower Pop。目を閉じるとメンフィスの風景が浮かぶサウンドで最高ですな。
ちなみに「心の中で小さくガッツポーズ!」したレコードはこれ。

2010年5月21日金曜日

Jak Glenn- Bad Risk


Jak Glenn - Put Me On(The Radio) / Bad Risk (Part It Of It / 1980 US)

ここ4〜5年くらいはパンク、パワーポップ熱も少し冷めてしまってて、編集盤のCDや再発のレコードをたまに買う程度でしたが、昨年くらいからまたパンク、パワーポップのオリジナル盤のレコードを買うようになりました。理由は「最近仲良くなった友人に影響を受けた。」です。
その友人はパンク天国のパンクバブル期にその手の音楽にはまってしまったそうですが、バブル期の気持ちを持続しており、ワクワクしながらいまだに掘り続けていました。昨年にひょんなことで知りあってから「これかっこいいよ!」とボクに聴かせてくれたりで、パンク〜パワーポップレコード熱が影響受けて再燃したわけです。
影響を受けてしまったら「色々聴いてみたい!」「欲しい!」となってしまうもの。ebayなんかで検索してみると、そういったレコードはそれなりにあるのはあるのですが、マイナーなパンク〜パワーポップになればなるほど「誰が買うねん!」って価格に高騰していて......なので、安いレコードをガチャガチャノリで購入したり、昔購入したレコードを聴いたりしてます。
失敗したりたまにするけど、レコード買うのはやっぱ楽しいなぁ〜。
で、今回の「Jak Glenn」は昔購入した7インチで購入した当時は印象が薄かったのですが、引っ張り出して、聴いてみるとなかなかかっこいい!
透明袋にシールが貼ってある「Raw Garage-Pop」。Power Popと呼ぶにはPunkだし、Punkにしては少しナヨナヨしているし、Garageでも無いけどGarageな感覚はあるポップなR&R。今度その友人に聴かせてみよう!!
ロードアイランド産。

2010年5月20日木曜日

April - Rollin' It Over / Come On Down


April - Rollin' It Over / Come On Down (1975 / PYE UK)

Glam Popバンド「April」の1975年リリースのシングル。
A面「Rollin' It Over」はドラムのビートに「Hey!」コーラスのGlam Popナンバー、B面「Come On Down」は頭の力強いギターから始まるR&Rナンバーで最後のギターソロからギターを弾きまくる感じが凄くかっこいい。甘い感じだけど男っぽい感じのボーカルの声と味のある渋いギターの演奏が非常に良い感じです。
プロデュースはLes Burgess and Tony Hatch。調べるとTony Hatchは60年代にはTVショーの音楽を手掛けたり、自分は全く知らなかったのですがUKのバートバカラックと呼ばれてた有名な人みたいです。そういう事を知ってから聴いてみると曲が良く出来てるなぁ〜と思ってしまいます。
予備知識無しでジャケットを見ながら想像(妄想)しながら音楽を聴くのも楽しいし、予備知識有り有りで聴くのも楽しいもんです。

レコードを買い出した10代後半のボクはレコード屋の店員さんが書く値札下のコメントが唯一の「予備知識」で、それを参考にしながらレコードを購入してました。
今は無くなりましたが、当時よく通ってたレコード屋があって、そこの店員さんの書くコメントは内容も深く本当に音楽が好きな感じが伝わってくるコメントで参考にしてよくレコードを買っていました。「◯◯好きは必聴!」「プロデュースは◯◯」とかだけじゃなくて「◯◯の弟在籍!」とか「1978年の◯◯のツアー時の共演で知られる。」とか。何で知ってんねん??という豆知識、プチ情報は本当に勉強になりました。
ボクはその店員さんのことを心の中で「師匠」と勝手に呼んでました。
常連と言うことで師匠と話したりするようになったのですが、残念ながらそのお店は無くなり.........
今の自分の「予備知識」はネットがメイン。何だか寂しいものです。

Rollin' It Over


Come On Down

2010年5月18日火曜日

Gumbo - We Don't Care


Gumbo - The Devils / We Don't Care (Supreme / 1974 UK)

ジャケの爽やかさからは想像できないガキ声のProto-PunkナンバーB面「We Don't Care」がとにかく強烈。派手なギターリフから舌足らずのTeen Punk Vocalに「We Don't Care」のコーラスで、最後の終わり方もかなりかっこいい。
この時代は「たまたまパンク」っぽくなってしまった曲が多いと思います。この曲の歌詞の内容はわからないけどタイトルは「We Don't Care」と。もしかしたら1974年でパンクを意識していたのかな?どっちでも良いけどどうなんでしょう??と想像してしまいますね。
左から2番目のメンバーの右腕に60'sバンドなんかがよく腕にしているブレスレット。ボクもあんな感じのブレスレットを持っていてよくしているのですが、かなり昔に某人気バンドの人に「おっ!やるね。」と突っ込まれた経験有り。マイナーな音楽アイテムはなかなか気付かれないけど突っ込まれるとなんだかうれしいもんです。

UK Jones - Let Me Tell Ya


UK Jones - Let Me Tell Ya / And The Rains Came Down (Deram / 1969 UK)

またDearamレーベル。で、今回は「UK Jones」。パーフェクトなBubblegum Glam Rockサウンドで、イントロのドカドカドラム、ハンドクラップ、「Hey!」「Hey!」連呼、転調、と2分間に「これでもか!」と詰め込んだ当時ヒットを狙いであろうアイデアとシンプルだけど頭から離れないメロディが最高です。
昔にPure Popで試聴して「うわーかっこいい!」ってなって探したシングル。
作詞作曲はMike Perryという人で調べたところ有名な人みたいで、もしや!Buddy HollyのカバーシングルをLightningから出してた人かな??と思ったけど違う人でした。

2010年5月17日月曜日

Iron Virgin - Jet


Iron Virgin - Jet / Midnight Hitcher (Deram / 1974 UK)

先日、「Young Parisian」というバンドを観に行ってきました。T-RexやSweet、Slade、Dolls、Sparks....グラムロックをベースにしたサウンドで、かなり完成度が高いR&Rが本当に最高でした。
メジャーなものからオブスキュアなものまで「グラムロック」ってとにかく音楽の幅も広く、音楽のクオリティが高いと思うのですが、「Young Parisian」はそこを追求しているバンドで素晴らしいと思います。観た目もイカすし、サウンドも最高。
Iron Virginはオブスキュアパンク系レーベルのRave UpからリリースもあったスコットランドのGlamバンドで、この手の音楽を聴く人の間でよく知られていると思います。
「Jet」はWingsの名曲カバーで、Iron Virginバージョンは原曲を超える(ファンの方すいません)勢いのある演奏。
こういうとこにアップしてて言うのも何ですが、やっぱオリジナル盤で聴くと凄く良い音で聴き答えもありかなりかっこいいです。リイシューやCDのてっとり早いのも良いけどオリジナル盤で聴くのは最高ですな。
Iron VirginはDavid BowieやT-RexやRunaways(Rebel RuleはCalifornia Paradiseをベースにしたとされている)の影響もあったと思いますが、モノマネでは無いオリジナリティのあるサウンドだな、とつくづく聴いてて思うし、Young Parisianも同じくそう思います。

2010年5月14日金曜日

Yellow Bird - Attack Attack


Yellow Bird - Attack Attack / Right On (ariola / 1974 UK)

かっこいいイントロのギターからいきなりのハンドクラップ。キャッチーなサビと合唱するコーラス。これぞJunk Shop Glamなナンバー「Attack Attack」疾走感もありパンク前夜な感じが最高です。
両面ともに作詞作曲はPeter Shelley (Alvin Stardust) & Marty Wilde。
B面「Right On」はZappo - Rock'n'roll CrazyのB面と同じ曲でインストGlamナンバー。聴き比べても面白いです。

2010年5月12日水曜日

Helter Skelter - I Need You


Helter Skelter - I Need You / Goodbye Baby (Sticky / 1977 UK)

Power Pop系レーベルRadio HeartbeatからCrushed ButlerのLPが出ている。
Crushed ButlerはJesse Hectorが1969年〜1971年に結成していたグループで、70年後半Power Pop〜Punkのリリース中心のRadio Heartbeatからのリリースは意外な気もするが、オブスキュアなPower PopやPunkと一緒にこういう音楽を聴いているのはセンス良いなと思います。
「Helter Skelter」はCrushed Butlerの発展形バンドで荒っぽいボーカル、弾きまくるギターがかなりかっこいいProto Punkナンバー。
Jesse Hector Story- Gorilla Garageに収録されててずっと欲しくて最近ようやく購入しました。やっぱ最高です。
Jesse HectorやFred Coleみたいな人はもっともっと評価されるべきだと思うなぁー。

2010年5月6日木曜日

Serpentine - Powerful Jim


Serpentine - Powerful Jim / I've Only Got Myself (Arcane / 1970 Dutch)

70年代のオランダのロックシーンはもの凄く充実しており、「Glam」に関してはバンド数も多くファンの間では聖地とされている。ボクもたまに良さそうなのを見つけたら購入しているのですが、そんな時に見つけたのがPolydorからのリリースで知られるオランダのロックグループ「Serpentine」の1970年リリースの2ndシングル。
あたまからサビの「Jim! Jim! Powerful Jim!!」を連呼するストレートなR&Rナンバーで、6年後のパンクロックを感じさせる勢いのある曲で、最高にかっこいいと思います。
このシングルはオランダのGlam Rockにスポットを当てた編集盤「Clap Your Hands And Stamp Your Feet」に収録されており、監修したのはPurePopのRobin Wills先生。ボクは完全に買い逃してしましました....が、見つけ次第購入しようと思ってます。

2010年5月5日水曜日

Soho Jets - Hi Heel Tarzan


Soho Jets – Hi-Heel Tarzan/ Night Flight (Polydor / UK 1974 )

Killed By GlamというKilled By DeathのGlam版とも言えるブートコンピが出ています。すでにvol.2まで出ておりvol.1はUK編、vol.2はヨーロッパ編。収録バンドのラインナップを見るとPunk〜Power Pop的解釈な「発掘系Glam Rock」非常に良い選曲でPunk〜Power Popファンも楽しめる良い内容だと思います。7インチで集めるのも大変なんでこういうコンピは「きっかけ」にもなるし面白いなと思う。(と、言いながらボクは Killed By Glamは持ってませんが.....)
いまだ持って無いレコードがあったりで「余計な事すんなよなぁー」とか思ったりするのと、この時代のレコードって大体音が凄いカッコイイ(パンクのレコードもそうですが)ので、気に入ったのがあれば7インチで聴いて欲しいな、と思います。

で、Killed By Glamにも収録されたGlam〜Proto PunkファンにはおなじみのSoho Jetsの名シングル。Tarzanのおたけびの怪しい雰囲気で始まり、サビで盛り上がる
非常に変わった曲。最高です。初めて聴いた時は本当にビックリしました。
Polydorから2枚のシングルをリリースしており、バンドの中心メンバーGrant StevensはのちにRazarを結成する(Not Oz)。









Union Joke - Bus Rider


Union Joke - A Wanna Have It All / Bus Rider (A.D.S / 1971 Belgium)

B面はThe Guess Whoのヒットナンバー「Bus Rider」のカバー。
ボクはThe Guess Whoを未だに聴いたことが無いので、ずっ〜とUnion Jokeのオリジナル曲だと思ってました。
で、You Tubeでオリジナルを曲を聴いてみましたが、Punk〜Power Pop耳で聴いているボクからすると断然Union Jokeの方が良い!
荒っぽいR&Rな感じが最高です。
ちなみにA面「A Wanna Have It All」は女性ボーカルとのデュオのアメリカンロックな曲でなかなかかっこいいです。
ベルギーのバンドで他のリリースがあるのかは知りませんが、他の曲も聴いてみたいな。

2010年5月4日火曜日

Rough Cut - Danger Boy


Rough Cut - Danger Boy / Thailand (Maverick / 1981 US)

Nikkiが「Nikki Corvette & Gorevette」というバンドを結成し来日しましたね(来日中かな?)。
ボクは「Nikki Corvette & Gorevette」を聴いたことが無かったのと、色々な理由があり今回はパス。
パスしつつ気にはなったのでMy Spaceをチェックしてみるとハードなギターサウンドにあのボーカルが乗っかるかなりかっこ良いR&Rでした.....
やっぱり行ったほうが良かったかな.....
ちなみにバックのメンバーはGore Gore Girlsらしく昔アメリカで観たことあるような気がするがほとんど記憶無し。
今回のレコード「Rough Cut」は某レコード屋のコメントでハードロック版Nikkiとコメントされており、試聴してみたら結構格好良かったので購入してみた。
コメント通りで、確かにサウンドはDetroitなハードR&RでFlirtまで弾けた感は無いがこれはこれでかっこいいな、と思う。Detroitのバンド。

2010年5月3日月曜日

Nick Hall - Lean Lovin' Lady


Nick Hall - Lean Lovin' Lady / Rosy (Polydor/ 1980 Dutch)

元々イギリスのPower Popってあまり知らないというのもあり熱心には聴いてなかったが、70年中頃のPower Pop的なグラムを聴いていると、その流れのバンドやシンガーを聴いてみたくなったりして、最近はUKモンは好き嫌いはあるが色々と聴いてみたくなってる。
それにしてもebayなんかでオブスキュアなのはバカ高いね。UKモンに限らずだが......。
で、最近購入したレコード。オランダで数枚シングルをリリースしているUK出身(らしいです。)Nick Hallの1980年リリース作。
他のシングルは少しカントリーっぽさがあったりするが、このシングルはUK Power Popファンにはド・ストライクな内容で、美しすぎるコーラスにグッとくる。

2010年5月1日土曜日

Buzz - The Rock Roller Coaster


Buzz - The Rock Roller Coaster / Come Back Baby (Pinball / 1977 Ger)

UKグラムバンドRatsのGeoff Applebyがパンク期に結成したBuzzのドイツでのみリリースされた1stシングル。Punk〜Power Popファンには2ndシングルであるMoney Moneyが人気ですが、グラムとパワーポップがクロスオーバーした1st「The Rock Roller Coaster」も最高です。
イントロから合唱したくなるコーラス、サビも熱い感じでとにかく最高。録音はボクからすると少しオーバープロデュースな感はあるが、このシングルはオーバープロデュースが奇跡的なサウンドにしていると思う。このバンドは後にScreen Idolsに。Glam Power Popの名盤。
プロデュースはAC/DC等で知られる Robert John "Mutt" Lange。

Jimmy Mcculloch & White Line - Call My Name


Jimmy Mcculloch & White Line - Call My Name / Too Many Miles (EMI / 1976 Ger sleeve)

Wingsに在籍していたことで知られるJimmy Mcculloch(Dukesや再結成Small Facesでもギターを弾いてた)がWings在籍時1976年にJimmy Mcculloch & White Lineとして1976年にリリースした唯一のシングル。ロックファンによく知られるレコードで、Wingsにそれほど思い入れ(最近は良さが少しわかってきた)が無いボクが聴いても、「非常に良い!」と思う素晴らしい曲です。
それにしてもかっこいいギター弾くなぁー。リードボーカル&作曲はJimmy Mccullochでは無くベースの人(Clarke)。ジャケットには「GITARRIST DER WINGS」と。
You Tubeもありました。ドラムはJimmy Mccullochの兄で、顔立ちがよく似てる。Jimmy Mccullochは70年代後半にドラッグで亡くなるそうで、ドラッグでヘロヘロだった人らしいですが映像ではそういった感じを感じさせない爽やかさですな。