2010年7月30日金曜日

Distraction Boys - Have a Nice Day / Home on the (Missile) Range


Distraction Boys - Have a Nice Day / Home on the (Missile) Range / Pay Off the Cops (Cryptovision / 1985 US)

先日新宿ナットレコードへ行った時、最近の海外のバンドをフォローしている友人に「おすすめ無い?」と聞いて推薦レコードを3枚購入しました。
The Discreet Doll Band、GG King、The Bonの3枚。
どれも個性的なパンクロックでかな〜り良かったです。
現行のバンドのレコードを買うことがほとんど無いのでかなり刺激的でした。

やっぱパンクロックでしょ!!
そんな気分なので、久々に聴いてみました。Distraction Boys。
1985年リリースなので90年ガレージパンクっぽく無いし、Killed By Deathな70'sパンクともちょっと違うキラー&クレイジーなパンクロックです。
Mod Funのリリースで知られるNYのCryptovision Recordsから。

2010年7月28日水曜日

Rocket Men - Rocket Man


Rocket Men - Rocket Man(Instrumental) / Rocket Man(Az /1974 Fra)

フランスのパンクバンド「Angel Face」の編集盤が出てるみたい。3枚組で結構な価格だけどこれは買おうかな、と思ってます。
「Angel Face」は少し前に友人が「絶対に気に入るよ。」と教えてくれました。初めて聴いた時はホントびっくりしました。
その当時はハードロックやデトロイト周辺のバンドにはまっていたので。
このバンドからフレンチパンクは始まるわけで。素晴らしいリリースですね。

フランスだったらこのバンドもかなりかっこいいですね。
The Frenchies 1973


1974年リリースのフランスのJunk Shop Glamバンド「Rocket Men」のシングル。
Crazee Kids Soundで取り上げられてていつか購入しようと思ってましたが先日ようやく購入しました。
基本シンセの効いたGlam Rockですが、クレージーなサウンドでパンク度が非常に高いです。フランスのプロトパンク的なバンドって他に何かあるのかな??Rocketters盤も欲しいです。
Killed By Glamに収録タイトル。

2010年7月27日火曜日

The Aircuts - Sheila


The Aircuts - Radioactivity / Sheila(Barnet / 1980 Can)

遅くなりましたがPointed Sticks / The Dishragsのツアーへ行って来ました。感想としては「素晴らしかった!!」です。
Dishragsは昔から実はあまり聴いておらず前日にテスト勉強の一夜漬けのように聴いていきました。当時のまんまなストレートなパンクサウンドでした。それにしても3人ともに良い歳の取り方してましたね。
Pointed Sticksは前回のツアーと比べると良い意味で非常にこなれたステージでパワフル度がアップしており、ボク的には断然今回のほうが良かったです。とにかく大盛り上がりでお客さんも物凄い良い顔してましたね。
それと、この手のパンクのライブのお客さんはいつも同じ顔ぶれですが、珍しく若いお客さんや普段ライブハウスに見かけないお客さんがいました。たまたまかもしれませんがこれを機にライブハウスに来る人が増えることを祈ります。
サポートしたPsychotic Reaction、Liquid Screenがとにかく素晴らしいライブでした。
ちなみに、Pointed Sticksの再結成一発目のライブが京都でのPsychotic ReactionとLiquid Screen。今回のラストライブも共演はPsychotic Reaction、Liquid Screen。う〜ん良い話!!

Lies


Out Of Blue


カナダのバンドでお気に入りを。数年前に何かのファンジンに当時First Alertのメンバー(現Liquid Screen)がレビューしていたシングル。
Modern MindsやFitsと並んでレビューされてたので必死になって探したのを思い出します。当時は少しもの足らなかったのですが今聴くとかなり良い曲でかなりグッときます。
バンクーバーのバンド。

2010年7月21日水曜日

Hardtops - I Know A Girl


Hardtops - I Know A Girl / Indian Giver (Stanton Park / 1988 US)

ボクよりも10歳くらい若い友人に編集CD-Rを作ろうかなぁ〜と思ってます。内容は90年代のガレージパンクなんかを録ろうかなと。
で、先日1日中その手の7インチを「なつかしいなぁ〜」とか言いながら聴いてました。
その友人は70年代後半のパワーポップやパンク、60年代のガレージパンクがとにかく大好きみたいなのですが、90年代のガレージやポップパンクはあまり通過していないそうです。
マミーズあたりの有名どころは好きらしいのですが、それ以外はほぼ聴いたことが無い、と。
ボクの場合は年齢的に当然と言えば当然なのですが、この手の音楽にはまるきっかけになったのはリアルタイムに聴いてた90年代前半のガレージパンクバンド〜ポップパンクだったので、その友人にも聴いてもらいたいなぁ〜なんて思っています。多分気に入るんじゃないかな?
何を録ろうか迷いながら久々に引っぱりだして色々聴いてました。
Devil DogsやLazy CowgirlsやSwingin'Neck Breakersなんかの大御所は当然ですが、シングルでも名盤って多いなぁ〜。
The Contras - Fingernail Polish
The Beavers - Nancy,You're Square
Captain 9's & The Knickerbocker Trio - Rock n Roll Paper Route
The Leather Uppers - Cut Off Vest (やっぱ最高!!!!!!)
The Wretched Ones - Going Down To The Bar
などなど.......。
90'sガレージパンクのレコード詳しい人いませんかね.....何か色々聴きたくなってきたわ。安くで売ってそうですし。オススメあったら教えてください。

この「Hardtops」は1988年にStanton Parkからリリースされたシングル。かなりの70'sパワーポップサウンドが日本人に受けそうな感じで「コク」は無いかな?と思いますが良い内容だと思います。
同レーベルの初期リリースだとWorld Of Distortion - Let's Goのシングルはかっこいいですね。
そう言えばFirestarterのメンバーがStanton ParkのレーベルTシャツをよく着てますね。ボクも欲しい!

2010年7月20日火曜日

Mike Berry / For Me And For Me


Mike Berry - Baby I Don't Care / For Me And For Me (Pink Elephant / 1975 UK)

Buddy Holly命な友達がいて、酔っぱらうと「◯◯◯◯はパワーポップとかパンクとか好きだったらBuddy Holly絶対に聴いたほうが良いよ。」
と、よく言われました。10数年前の話です。
その当時はパンクやパワーポップしか受け付けなかったのでBuddy Hollyはまぁまぁ好きレベルで「そこまで良い!」と思わなかったのですが、Buddy Holly今は「最高でしょ!」と心底思います。
「70'sのパンクやパワーポップが好きだったら聴いたほうが良いよ。」と今はボクが言ってしまいそうです。

今日、ここ5年くらいは連絡を取ってないその「Buddy Holly命」な友達と久しぶりに電話で話しました。もう今はバンド活動は辞めてお父さんの会社で働いているそうです。
「◯◯◯◯はいまだにバンドとかやっててえらいなぁ〜。けどオレは今もリーゼントだよ。」との事。
リーゼントアピールされても.....とか思いましたが、変わってないなぁ〜と。

今回は「A Tribute to Buddy Holly」Mike Berryの1975年リリースのシングルです。Buddy Holly's Beatがかっこいいですね。その友人のことを思い出しながら聴いてます。

2010年7月16日金曜日

Bubbles - This Is Where The Hurdie Gurdie Heebie Geebie Greenie Meenie Man Came In/Zap N’ Cat


Bubbles - This Is Where The Hurdie Gurdie Heebie Geebie Greenie Meenie Man Came In/Zap N’ Cat (Decca/1975 UK)

それにしても長い曲名やなぁ〜。
Killed By Glamにも収録されたこの手のファンにはおなじみのBubblesのシングル。
「This Is Where The Hurdie Gurdie〜」はすでに知られた曲なので、言うまでも無いのですが、B面「Zap N’ Cat」は2コードで押しまくるProto-Punkナンバーでかなりいけてます。後半のブレイクした後の曲展開もかなりかっこいい良くシンプルな曲だけに際立ちますね。
う〜ん最高!!!

今週はPointed Sticksの2度目の来日ですね。
ボクにとってはModernettesと並んでかな〜りはまったカナダのバンドの1つで、
「Out Of Blue」という映画にPointed Sticksが出てるらしい。と聞いてレンタルビデオ屋やビデオのワゴンセールで必死になって探したもんです。
どうやらこれで最後になりそうとの事なので、思いっきり楽しんでこようと思います。
それと、Dishragsも楽しみですね。あの女の子が今はどんな感じなんでしょうかね??

This Is Where The Hurdie Gurdie Heebie Geebie Greenie Meenie Man Came In


Zap N’ Cat

2010年7月15日木曜日

Screamer - City Or Bust


Screamer - City Or Bust / I've Got Hairs (Arista / 1975 UK)

前にアップしたScreemer - Interplanetary Twist とは綴り違いの別バンド。
Interplanetary TwistはクレイジーなR&Rで、こちらはPower Pop.....時代的には違いけど音的には全然違うし....同じバンドなんか???
と疑問でしたが、綴りが全く違いましたね。
A面「City Or Bust」は ハーモニーコーラスからスタートするノリの良いPower Popでパンク以降のPower Popファンも気に入りそうな素晴らしい内容です。

このシングルはバンドをやってる某UKパンク〜パワーポップのコレクターが編集した(であろう)テープに入っていて、そのテープは数年前にダビングを繰り返されボクの手元に。
内容は生粋の知られざるオブスキュアな英国Power PopやPunkで当時衝撃を受けたもんです。
昔は「オレしか知らない1曲、オススメの1曲」を集めた編集テープを作って友人に渡したりして情報交換したりしましたが、今ではすっかりやらなくなりましたね。
ボクの音楽趣味なんて誰も興味無いと思いますが、なんかそういうのも寂しいので、久しぶりにCD-Rに編集して友人に渡そうかなぁ〜なんて思います。

2010年7月13日火曜日

Iron Cross - Sunshine


Iron Cross - Little Bit O'soul / Sunshine (Sparks / 1972 France issue)

昨日のIron Cross。Boobsに収録されていたIron Crossの1972年リリースMusic Explosionのカバー「Little Bit O'soul」。
久しぶりに聴いたけどやっぱかっこいいです。原曲も当然かっこいいけど男臭く料理したIron Crossバージョンも当然良い。
Music Explosion- Little Bit O'soulです。


B面はミドルテンポでじわじわ盛り上げる渋い曲「Sunshine」。こちらはオリジナル曲で非常に味わい深いです。
やっぱコンピに入っているシングルは入るだけのことはありますね。当たり前か.......。
このレコードは盤は「1975」でジャケは「1972」。恐らく「1972」が正解でしょう。
今回のアップはB面「Sunshine」です。

Iron Cross - Everybody Rock On


Iron Cross - Everybody Rock On / All Of The Time (Palette / 1974 Dutch issue)

Boobsに収録されていたIron Crossの1972年リリース「Little Bit O'soul」も良かったけど、74年リリースされたこのシングルも汗ダクのおっさんグラムで超カッコいいです。
単純明快な「Everybody Rock On」の連呼、底抜けに楽しいですしノリノリですね。

今日は1日中微妙な雨でした。昼食に行こうと会社を出た時に雨は降ってなかったので、傘もささずに昼食に。
薄暗いカレー屋に行って食べ終わって「ごちそうさま。」。
マスターが扉を開けてくれて「また来てくださいね〜」と。
外は大雨に......。傘もささずにビシャビシャに濡れて帰りました。会社に戻ると「◯◯さんどこ行って来はったんですか??」と......。
このうっとおしい季節「Everybody Rock On」でR&Rのレコード聴いてせめて家ではノリノリでいたいですね。

P.S
「Iron Cross」ってバンド名って極悪なバンド名ですね。お〜恐っ。

2010年7月11日日曜日

Hammer - Rock Off


Hammer - Rock Off / Rock'n'Roll Band (Vertigo / 1973 UK)

この時代同名バンドって多いです。1つの国に1バンドはあるBoysにKids。王道ではModsにToys。Catch 22って言うバンド名なんて誰がつけんねん!ってバンド名なのに、複数バンドあったり......ややこしいですね。
今回のHammerはオランダのHammerでは無くアイルランドのHammer。
1973年にVertigoレーベルからリリースされた恐らく唯一のシングル。ヘビーなハードロックグラムがなかなか硬派な作品です。
男臭い歌い上げボーカルで「Rock Off」の連呼から始まり、時代劇のような歪んだギタープレイ。ドラマチックな曲展開もかっこいいです。
シンガー&ベーシストのRob Strongは1981年にRob Strong & The Rocketsというバンド名でGood Vibrationsから1枚、その後はScoffレーベルからシングルを数枚出しているようです。

2010年7月8日木曜日

Oliver Day - Crazy Love / Let The Music


Oliver Day - Crazy Love / Let The Music (Philips / 1975 )

Chris Sievey R.I.P.
First Alertがドールか何かのインタビューでフェイバリットに挙げていたと言うのもあり、ボクはCherry Redから出てた編集盤を購入して初めて聴いたと思います。
First Alertに夢中だった当時のボクはパンク天国があったりでUKパンク〜パワーポップのマイナーなレコードを買い出した時期というのもあって「アラート系」のそのサウンドはすぐに気に入りました。特にMegastoreやWrap Up The Rockets〜やTell Her I'm Illなどのスピード感のあるパンキッシュな曲が好きでした。
素晴らしい天才的なポップセンスでキャッチーだけど何か引っ掛かる頭から離れないメロディとどこかひねくれたサウンド。The Freshiesは非常に英国紳士なパンク〜パワーポップサウンドだと思います。久しぶりに聴きましたがホント熱くなれます。これからも聴き続けます!!
Chris Sievey氏はお会いしたことも無いですので、熱狂的なファンでも無いボクみたいなのがどうこう言うのも「どうかしてるぜ!」ですが、ご冥福を御祈りします。ありがとうございました。

当時大好きだったWrap Up The Rockets〜は今こうして聴いても目頭が熱くなります。


Freshiesとは全然関係無いのですが、最近購入した1975年リリースのOliver Dayのシングル。かなりの英国サウンドで素晴らしい内容です。

Crazy Love


Let The Music

2010年7月7日水曜日

The Boston Boppers – Whirl Wind Girl


The Boston Boppers – Did You Get What You Wanted / Whirl Wind Girl (Penny Farthing / 1974 UK)

コンピ「Boobs」収録バンドはRats、Hector、Screamer......とかなり参考にさせてもらったコンピで、The Boston Boppers– Did You Get What You Wantedもこのコンピに収録されている曲で、少し怪しい感じのオブスキュアなグラムサウンドがボクは気に入っていました。
当然B面を聴いてみたいなぁーなんて思ってたところ安くで購入......B面「Whirl Wind Girl」は怪しさは残しつつもノリノリのR&Rナンバーでパンクファンにはこっちの方が受けそうだと思います。うん、かっこいい!!
先日、家内のi podにGlam系の音源を入れてあげました。「1曲だけ全然良く無い曲がある!それは飛ばしてるよっ。」と。
自信があった曲ばかりだったので「(ちょっとキレ気味で)どの曲??」と確認するとThe Boston Boppers – Whirl Wind Girlでした。
う〜んかっこいいと思うんだけど....。
ボクのは盤の状態も悪いので、ドイツ盤のかっこいいジャケット付でいつか欲しいなぁーと思っとります。

Streakers - Wake Up To Sunshine


Streakers - Turn Me Down / Wake Up To Sunshine (PYE / 1974 French Issue)

Glitter from the Litter Binに収録されたUKのGlamバンドStreakers。コンピ収録曲Turn Me Downは典型的なJunk Shop Glamナンバーでかっこよかったのですが、B面「Wake Up To Sunshine」もかっこいいですよ。
イントロのハードな感じ、ワウペダルでのギター気合いの入った演奏がかっこ良いです。曲は50'Sポップスをベースにした曲で大物バンドでよくやるような女ボーカルとの掛け合いも良い感じです。全然こういうのもアリなんだなぁーと思います(今のバンドとか絶対にやらなさそう)。
それにしても「パンクロック」なこのジャケットかっこいいですね。

2010年7月5日月曜日

Aeroplane - September In The Rain


Aeroplane - September In The Rain / It's So Better(Pink Elephant/1972 Fra)

ここ最近は嫌な雨が続いています。
ボクは朝の電車が嫌い(まぁ好きな人はなかなかいないと思いますが。)なので、いつもは自転車通勤です。
なので、雨の場合は電車通勤になるので、嫌いな電車通勤&雨で1日の30%くらいのパワーを使ってしまう感じで最悪ですね。
土曜日はお昼にカレーでも食べに行こう!と思ってましたが雨のため行けず......残念。

7月でもまだまだ雨が続きそうです......「9月の雨」Aeroplaneの「September In The Rain」カバー。Jazzの名曲で、Beatlesもやってた曲です。Aeroplaneバージョンも味わい深くて良いです。甘い系の声も曲と合ってます。
どうしてもBeatlish Power Popとして聴いてしまいますがとてつもなく良い曲ですね。
Beatlishと言えばPoppees - Pop Goes The Anthologyがリリースされましたね。
新譜や再発盤をなかなか購入しないボクも今回は購入してみました。聴きながら書いてますが「最高」です。

2010年7月3日土曜日

Whisle - The Party Must Be Over / Hideaway


Whisle - The Party Must Be Over / Hideaway (York / 1973 UK)

7月になって暑い夏がやってきました。ボクは暑がり&汗っかきなので嫌な季節です....。クーラーガンガンにして最高のロックを聴いて暑さを吹っ飛ばしたいところ。
今回はYork Recordsからリリースされた「Whistle」の名盤シングル。
「The Party Must Be Over」の合唱コーラスとハンドクラップ、ギターソロ後の気合いの入った「1、2、3、4」が最高なIron Virgin-Rebels RuleばりのJunk Shop Glamナンバーです。
B面「Hideaway」はアメリカンな感触なPower Popナンバーで70年後半のUSパワーポップのような感じ。1973年でこれは凄い!!
両面ともに最強の録音でかなり気に入っているレコードです。やっぱこのレコード好きだぁ〜。

The Party Must Be Over


Hideaway